2002/04/19(Vol.106)「肩の痛み(2)」

●麻酔科のお話

 皆さんこんにちは。OPS開催までもう1週間となってしまいました。久し
 ぶりなのでちょっと緊張しそうです。
 学校週五日制が始まりました。子供の通う小学校では運動会が土曜日です。
 今週日曜日のPTA総会で話がありました。私はPTA役員をやっているの
 ですが、それにしても決定を聞いたのがその3日前で、今更動かせない決定
 事項だと言います。理由は土曜休み日曜開催によって子供の緊張が運動会前
 日に途切れてしまうからだそうです。でも近隣の小学校では日曜日に開催す
 るところが数多くあります。週休二日制が浸透したと行ってもそれは公務員
 だけの話で、一般自営業の人には土曜日は今もって半ドンです。今まで学校
 との連帯強化をと呼びかけてきた学校が突然「来れる人だけ来てください」
 という態度。父兄が怒るのも致し方ないでしょう。今年は仕方ないとして、
 来年からどうなるのか今から協議をしています。

(後記:PTA からの申し出で運動会は日曜日に開かれました。ほっとしました)

 麻酔科のお話

 五十肩は放っておいても治ります。ただ一ヶ月で良くなる人もいれば二年経
 っても全く良くならない人もいてまちまちです。痛みが半年を越えると肩が
 固まってしまうことがありますが、肩は肩関節だけでなく肩甲骨も動いて腕
 を上げるため、本人は肩が固まったことに普通は気づきません。置戸日赤で
 診察していても何人もの患者さんの肩が既に固まっていました。本人は今に
 治るだろうと楽観していたようですが、こうなってしまっては痛みは取れて
 も二度と肩は上がらなくなります。肩が固まる前に有効な治療を行わなくて
 はなりません。
 治療としてはまず眠れるようにする、次に痛みを軽減させる、最後に肩が動
 くようにすることです。眠れないことは生きる元気すら奪うものです。軽症
 であれば痛み止めを飲みながら軽く肩の運動をします。痛みは温めることに
 よって軽減するので、お風呂に入りながら痛みが我慢できる程度に肩を動か
 します。この運動もやりすぎるとあとでひどい目に遭いますので、あくまで
 自分で我慢できる程度に止めておきましょう。中くらいの症状には、痛いと
 ころに直接痛み止めや腫れ止めの注射をします。特に腫れ止めは劇的な効果
 をもたらします。ずっと眠れない患者さんには首の付け根に注射を追加し眠
 れるようにします。リハビリは全期間を通じて行ってもらいます

玉川 進(たまかわ すすむ)

旭川医科大学第一病理学講座


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