興部国保病院内科医師辞職の話

 どんくんとモーくん、そして興部国保病院問題で大揺れの興部町のみなさま、不安な日々を送られていると思います。私はいずれはこうなるとは思っていましたが、こんなに早くその時が来るとはさすがに思っていませんでした。

私は3月に国保病院を解雇されるまで、6カ月間の短期でしたが国保病院を内部から観察していました。どこに原因があるかも肌で感じています。私が報道を知って最初に思ったことは、「ようやく症状が表に出てきたか」ということ、そして、もっと早く「“今後の方向”をしっかりと位置付け(どんくんとモーくん)」るべきであったということです。

6月で辞められた服部先生とはよく話をしました。特に私が突然電話一本で解雇を通知されたあとには、当直で訪れた私を副院長室に招いてくださり、自分のことのように心配されていました。今考えると、「次は自分だ」と思っていたのでしょうか。わざわざ金沢から興部にいらしたときには「ここに骨を埋めるつもりだ」ともおっしゃっていたのに、どういう思いで興部を去られたのか、考えると暗澹たる気持ちになります。

いまでも国保病院に信頼を寄せてくれる患者さんがいます。病院の一般職員は毎日懸命に働いています。事態がこれ以上悪くならないように、患者も職員も「国保病院」と胸を張って言えるように、町の努力を期待しています。

旭川医科大学第一病理学講座

玉川 進

後日談:新しい内科医は2002年1月にようやく赴任しました(2002-1-11)

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2001/12/28(Vol.90)号

皆さんこんにちは。一部で置戸に転勤したのではないかと思われていた玉川です。私のいる旭川医大は北見工大と合併が決まり、なお室蘭工大などの単科大学との合併を模索していますが、それらの進捗状況ははかばかしくないようです。さて、前回のメルマガに興部国保病院の内科医師が決定したと掲載されていました。町民の皆さんにはじりじりした期間だったでしょうが、遠くから医師の招聘に成功した町長初め事務方のご苦労には頭の下がる思いがします。今度の内科の先生は国保病院の阿部院長とは親子ほども年齢が離れているようなので、院長とも老練・老獪にこなしてくれることを期待しましょう。



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