OPSホーム>OPSインタビュー>170910泉清一(愛媛県大洲消防)良い出会いと転機

170910泉清一(愛媛県大洲消防)良い出会いと転機


大洲地区広域消防事務組合大洲消防署長浜支署 泉 清一

泉 清一(いずみ せいいち)
54歳
愛媛県 大洲地区広域消防事務組合 大洲消防署長浜支署主幹・消防司令
奉職:昭和56年4月
救急救命士:平成16年5月
特技・趣味:相撲5段・柔道5段

私の消防人生に大きく影響を与えたものに2つの「良い出会いと転機」がある。

一つ目の「良い出会いと転機」は私に消防のいろは、特に法律に基づいたものの考え方や事務処理の方法を一から教え、消防人として基礎・基本を身に付けることを指導してくれたA先輩との出会いである。特に私の消防人生で最大の自信をつけてくれた平成2年の全国消防職員意見発表会での最優秀賞に導いてくれたまさに恩人である。

2つ目の「良い出会いと転機」は救命士への再チャレンジを説得してくれたB先輩との出会いである。私は平成11年後期の救急救命東京研修所に入校が決まっていた。だが入校1ヶ月前に難病の全身型重症筋無力症を発症したことで、私は断腸の思いで救急救命士の道を諦めた。体調の方は奇跡的に回復したが、その後3年間は救急とは離れた業務をこなしていた。その3年間、B先輩は再び私に救急救命士を目指さないかと何度も足を運んで説得をしてくれた。そのB先輩の推薦もあり再び救急救命士を目指し救急救命九州研修所に入校、平成16年5月に晴れて救急救命士と成り、その後は尊敬する先輩と共に大洲消防の救急救命士の質と向上に努力を重ねている。

しかし、私自身は同僚・後輩の「良い出会いと転機」となっているのだろうか。2人の先輩のように何か影響を与えてきたのだろうか。私がやってきたことは単に自己満足に過ぎないのかもしれない。でもアドバイスができるとしたら「良い出会いと転機」は自分が5つのことを実践してきた結果だと思う。

一つ目は基本の積み重ねを大切にすること。これは消防職員として一番大切なことである。基本なくして応用なし。

二つ目は目立たない地味なこと、仕事でも雑用でも手を抜かずやり通すこと。これは意外と難しい。小さいことからコツコツと。

三つ目は人との出会いを大切にすること。特に名前と顔を覚えて次に会うときは必ず名前で呼ぶこと。相手の反応はバッチシである。

四つ目は必要な研修に参加すること。お金を惜しまないこと。私自身いろいろな研修に参加し自分自身のスキルアップに努めている。お金以上に知り合いからアドバイスを頂けたりするのでこれは外せない。併せて家族の理解も取り付けること。特に妻の理解が肝心。日頃から家族サービスは必須である。ゴミは必ず決められた日に分別して出すこと。妻のご機嫌取りの中で一番大切。

五つ目は社会貢献をすること。私は地域行事やPTA活動、相撲や柔道の指導を通じて数多くの人と出会い多くの経験とアドバイスを頂いた。このことは自分自身の活力の源となっている。消防職員は地方公務員であり、地域貢献はやって当然である。当然過ぎて空気みたいなものだが後輩諸君くれぐれも忘れずに。

私自身、今まで幸せな消防人生であった。でも欲深い私は残りの消防人生3つ目の「良い出会いと転機」を待っている。


OPSホーム>OPSインタビュー>170910泉清一(愛媛県大洲消防)良い出会いと転機


http://ops.umin.ac.jp/

17.9.10/1:40 PM